楽器.meの楽譜をコピーして印刷する方法を解説します

楽器.meの楽譜を印刷

 

「楽器.meの楽譜は便利なんだけど紙に印刷できない」
「実際にライブで弾き語りするには紙の楽譜が必要」

たしかに、ライブで弾き語りするのにはとても不便です。
と言うか・・・普段の練習にも不便きわまりないです。

ギター抱えてパソコンのモニターの前に座るのはきゅうくつですよね?

【Step1】楽器.meにアクセスします。

・上の青い字をクリックする
・グーグルやヤフーで『楽器.me』で検索する
・http://gakki.me/を直接入力する

【Step2】歌詞/コードを探します。

・楽曲検索・・・弾き語りしたい曲名またはアーティスト名
・アーティスト検索・・・アーティスト名で検索できます。
・ランキング・・・曲別・アーティスト名別で人気順に。
・主題歌・タイアップ・・・ドラマやアニメの主題歌検索。

などなど、あなたの『これ弾きたい!』に合わせて
検索してみてください。意外な曲にめぐり合うことも。

【Step3】あなたの『これ弾きたい』を表示する

ここでは例としてアーティスト検索で解説します。
アーティスト検索をクリックするとこんな画面に。
(不要な宣伝などは編集してカットしてあります)

楽器.meの楽譜を印刷

 

ここで、ひとつ『裏技』的なテクニック?を。
この画面内で、下にスクルールしつづけると
アーティスト名がどんどん出てきます。

アーティスト名検索で頭文字を入れないで
アーティスト名をつらつら眺めていると
『この歌手!なつかしい!』が見つかるかも?

【Step4】いよいよ画面キャプチャーします

aikoの『カブトムシ』を例として解説します。

アーティスト検索 ⇒ aiko ⇒ 曲名リスト『カブトムシ』
と進んで、楽器.meの『カブトムシ』のコード譜を表示します。

画面をスクロール、または、ブラウザの右端のハンドルを
クリックしたままマウスを操作して下方向にずらします。

この時、コード譜が画面いっぱいになるようにします。
タイトルなどは印刷してから手書きすればいいと思います。

ここでキーボードの[alt]を押してから
右上の[Print Screen]ボタンを押します。

【デスクトップパソコンのフルサイズキーボードの場合】

楽器.meの楽譜を印刷

 

【一般的なノートパソコンの場合】

楽器.meの楽譜を印刷

 

ノートパソコンなどではスペースの関係で
[prtscr]などと省略してある場合があります。

わからない時はパソコンの取扱説明書を参考に。

[alt]は、開いているブラウザ『だけ』を
選択的にキャプチャーするために使います。

次にWindows標準の画像編集ソフト『ペイント』を立ち上げます。
他の画像編集ソフトをお持ちならそちらをお使いください。

[スタート] ⇒ [すべてのプログラム] ⇒ [アクセサリ] ⇒ [ペイント]

Windows7での説明になりますので、他のOSをお使いの方は
各OSの取扱説明書を参考にキャプチャーなさって下さい。

『ペイント』が開いたらツールバー左端の[貼り付け]をクリック。
キーボードからのショートカットキーだと[ctrl]+[v]となります。

ブラウザで開いている『カブトムシ』のコード譜が表示されました。

ツールバーの[イメージ]ブロックの[トリミング]を選択します。
カーソルの形が変わったことを確認してから範囲を選択します。

楽器.meのサイト側を参照してわかりやすいところを
目安に選択範囲を決めると後の作業が楽になります。
僕は『間奏』や『サビ』に変わるところなどを使います。

選択した範囲をクリップボード(パソコン内の一時格納庫)に
コピーします。ツールバーの[コピー]をクリックします。
キーボードのショートカットだと[ctrl]+[c]となります。

  【ペイント】だとここからが少し面倒です。

クリップボードにコピーした『選択範囲』だけを
張り付けるのですが、マルチ画面に対応していない
ので、新規の画面を開く必要があります。

「無題への変更内容を保存しますか?」と聞いてくるので
[保存しない(N)]をクリックして新規画面を開きます。

ここで張り付けると残りのコード譜を張り付ける
余白が足りなくなってしまうので次の操作をします。

ツールバーの[サイズ変更]をクリックします。
[サイズ変更と傾斜]ボックスが開きますので
[縦横比を維持する(M)]のチェックを外します。

次に[垂直方向(V)]の数字を200に変更します。
長いコード譜の場合は適宜変更してください。

楽器.meの楽譜を印刷

 

一度変更すると情報が維持されるようです。

ここでコード譜をクリップボードから貼り付けます。
楽器.meのコード譜が張り付けられた状態で、下側に
充分な余白が残っていることを確認して保存します。

【カブトムシ】aiko.pngなどとするといいでしょう。
保存形式はpngを選んでください。可逆性の保存形式
なので画質の劣化がありません。容量も小さいです。

jpgで保存すると次の段階で色目が変わったりします。
bmpで保存すると『ムダ』にファイルサイズが大きいです。

残りの部分を同じ要領でクリップボードに貼り付けます。

ここで先ほど保存した【カブトムシ】aiko.pngを開きます。
残りの部分を貼り付けた後に適当な場所へ移動します。

張り付けた状態で点線に囲まれた部分をつまんで
移動させるか、キーボードの下矢印を使います。

これで無事にコード譜全体をペイント上にコピーしました。
念のために、この状態で上書き保存しておくと安心です。

最後に印刷しますが、先ほど新規用紙を大きめに設定したので
おそらくコード譜下に白紙部分が残されていると思います。

一番下までスクロールすると白紙部分を調整できます。
白紙部分の最下部の小さな四角いハンドルで調整します。
一度で調整しきれない場合は同じ手順を繰り返して下さい。

楽器.meの楽譜を印刷

 

[印刷] ⇒ [ページ設定(S)]と進んで
印刷の向きを「縦」に変更します。
印刷プレビュー(V)で確認します。

楽器.meの楽譜を印刷

 

印刷します。お疲れ様でした。

最終段階で上書き保存しておくと安心です。
タブレットなどでも表示させられます。

 

音叉やピッチパイプ(笛)を使ってたのがウソのようです

Guild F-47RC

 

「音叉や笛で音を比べながらチューニングってむずかしい」
「たまに、音が合ってるところを行き過ぎて弦が切れるし」

あなたも30年前にギターを弾いていたのなら、たぶん
おぼえがあるんじゃないですか?音叉や笛を使って
『耳をたよりに』ギターのチューニングをしていました。

もちろん、僕も音叉を使っていました。音叉をポンと膝にぶつけて
音を出して、ギターの5弦を弾いて音を合わせるのがむずかしかった。

【音叉を使ってチューニングしている動画がありました】

 

音叉の音なんて、すぐ、小さくなって聞こえなくなるし
1日に何度もやることじゃないので『慣れ』ることもなく。

笛を使ったこともありましたが、笛とギターの音が
合っているかどうかの判断がむずかしかったです。

当時は、音叉か笛か、どちらかしかなかったので
仕方なくチューニングと悪戦苦闘していました(笑)

これからは、音叉を使ってチューニングすることなど
あり得ないので、詳しい説明は省略させて頂きます。

チューニング用の便利ツールはいろいろあります

50代になって、『挫折』から30年ぶりにギター弾き語りを
始めた時に、せっせと音叉でチューニングをしてみました。

相変わらず合わせにくい・・・なにかツールはないかな?
そんな時に、You Tubeで弾き語りをしている方のギターに
クリップのようなものが付いていることを発見しました。

「もしや?」と思い、インターネットで検索してみたら
『クリップチューナー』という名称で何種類か見つけました。

この記事のトップ画像の向かって左側がそうです。

クリップチューナー

 

 

いろいろな種類が販売されていますが

1000円~2000円くらいの物で充分です

練習仲間ができてからは、いろいろなツールに関しても
情報が共有されて、コンパクトなチューナーを購入。
一般に『ヘッドストックチューナー』と呼ばれています。

この記事のトップ画像の向かって右側がそうです。

ヘッドストックチューナー

 

 

ギターヘッドの裏側に取り付けて使います

付けていても邪魔にならないし便利です

ライブの時などは、クリップチューナーだと、外れて
落下する危険性がありますが、このタイプなら大丈夫。

精度も全く問題ありませんので安心して使えます。
こちらも1000円~2000円くらいで販売されています。

僕の愛機『YAMAHA LJX-16CP』はチューナー内蔵です

僕のセカンドギターであるYAMAHA LJX-16CPはエレアコ
(エレクトリックアコースティックギターの略です)
なので、システムとしてチューナーを搭載しています。

YAMAHA LJX16CP

こちらも精度は全く問題なく、使い方も同じなので
便利ではあるのですが、オートパワーオフ機能がないので
うっかりチューナーモードにしたままだと電池切れします。

エレアコがライブ中に電池切れを起こしては『シャレ』に
ならないので、ヘッドにつけるタイプのものを常用しています。

チューニングに時間をかけず弾き語りの練習しましょう

ギター弾き語りをするうえで、と言うよりも、ギターを
弾く時にチューニングは絶対おろそかにできません。

30年前は音叉やピッチパイプ(笛)と悪戦苦闘して
チューニングをしていましたが、今は、これまで
解説してきたような便利グッズが手に入ります。

チューニングは『アッという間』に終わる時代になりました。
かつて、チューニングにかけていた時間は練習に使いましょう。

また、練習仲間がいる場合などは、音叉でチューニングして
少しでも音程がズレていると、とても目立ってしまいます。

せっかくの練習が『台無し』になっていまわないように
クリップチューナーやヘッドストックチューナーでを使って
素早く・かんたんに・スマートにチューニングしましょう。