弾きたい時に『そこ』にあるギター!YAMAHA LJX-16CP

YAMAHA LJX16CP

 

「愛着のあるギターって、どうしても過保護になっちゃう」
「お手入れは大切だけど、弾きたい時にケースの中じゃね」

ギター弾き語りに挫折して30年。再開をきっかけに
あこがれだったGuild F47RCを購入してから1年経過。

弾くたびに「いちいちケースに戻す」日常でした。

でも、毎日、いつもいつも『本気』で弾く訳じゃありません。
次回のミニライブで演奏する曲の楽譜作りも日常の作業です。

この曲、弾けるかな?弾いてみたい!
テレビを観ていたり、ラジオやCDを聴いていて
あなたは、そんなふうに思ったことないですか?

  50歳台になってギターの弾き語りを再開するあなたも
  これからギター弾き語りを最初から始めたいあなたも

きっと、1度や2度は経験したことがあると思うんです。

実際に、再開して1年がたち、ミニライブまで
経験してしまうと、そんなことが日常茶飯事!

『そんな時、いちいちケースから出して
弾いた後は、きれいに拭いてケースへ』

とてもめんどくさくてやってられないです(笑)
特に、自分のイメージと違って、サラッと弾いて
「なんだかなぁ~」ってあきらめちゃう時など。

「いつも『そこ』にギターがあったらなぁ~」

手軽に手にとって、弾いた後は、ケースにしまわず
ギタースタンドに簡単に立てかけておくだけのギター。
そんなセカンドギターがほしくなってくるんですね。

僕の愛用するギターNo.2はYAMAHA LJX-16CPです

YAMAHA LJX-16CPの詳細スペックはこちらです
このギターはYAMAHAの中国工場製。
いわゆる『Made in China』です。

じつは・・・さまざまな紆余曲折があり・・・

S.Yairi YD-42

 

YAMAHA LJX-16CPにたどり着くまでには
『中国製』なりの結構なトラブルが・・・

 

初めにセカンドギターとして購入したのは
S.Yairi YD-42という中国製のギターでした。

 

定価は15万円(税抜き)実売は6万5千円くらい(税込み)
ずいぶん思い切った値引きをするな~って思いました。

ただ、ギターデュオ『DEPAPEPE』の徳岡慶也さんが
『パッヘルベルのカノン』のPVで実際に使用してるし。

下のYou Tubeでは向かって右側の主にリード担当のギターです。
実は『徳岡さんは定価の3倍くらいかけてカスタマイズ』との噂。

【DEPAPEPE パッヘルベルのカノン~S.Yairi YD-42使用】

ネットの価格サイトの口コミも上々でした。
「コストパフォーマンスに優れるギターです」

セカンドギターだからいいか?と激安バーゲン価格に
目がくらみ、口コミを信じたのが間違いのもとでした。

購入したのが2月で、1年中でもっとも乾燥する季節。
もともと、ギターはこの季節が大っきらいなんです。

特に、ネック(さお)の部分。木の板(指板)に
金属の板(フレット)を差し込んであるので

【乾燥によって木材が収縮するとフレットが飛び出す!】

S.Yairi YD-42

 

なので各メーカーとも独自に『対策』している訳ですが

S.Yairi側が正しくノウハウを伝えても、中国人労働者が
「教えられた通りに作業しない」ために起こる悲劇です。

突出したフレットでけがをしかねないです。
虫メガネでよく見ると、加工が非常に荒いし
無理な力が加わって木材が『変形』している。

すぐに写真を販売店に送ったところ

「着払いで現品を返送してください」との返事。

返送後、販売店に現品が到着して2日ほどで販売店から

「当店在庫も同じ状態だし修理出来る状態でもない
大変申し訳ないのだが、返金で対応させて頂きたい」

との申し出があって一件落着しました。

中国製にはこりたはずなのに、なぜまた『Made in China』?

実はYAMAHA LJX-16CPが中国製とは知らなかったんです。
Guild F47RCを購入したのと同じ販売店のアウトレット品。

さっそく店長にメールで問い合わせると

「YAMAHA LJX-16CPも中国製なのでお勧めできない」

と明らかに逃げ腰の態度でした(笑)
(ちなみにS.Yairi YD-42も同店で購入)

『YAMAHAが中国工場の管理をしっかりしていれば問題ない』

そう思った僕は、地元の大きな楽器店に駆け込んで
YAMAHA製のミドルクラスのギターを実際に手にしました。

案の定、フレットが飛び出しそうな気配なんてなし!
加工もていねいで、工程の管理の良さを実感しました。

店長も、前回のことがあるから、出荷前に入念に
チェックすることを約束してくれましたのでポチ。

以来、僕のセカンドギターとして

『弾きたい時にいつも「そこ」にあるギター』

として活躍してくれています。

音も、個体として『当たりの部類』だったのでしょうか?
弦の交換サイクル次第では「ギルドよりいいかも?」な時も。

当然ミニライブで使用する時もあります。

トラブルを乗り越えてのセカンドギター
愛着もひとしおといったところでしょうか。

 

ギター弾き語りを再開した時に購入!Guild F47RC

Guild F-47RC w/D-TAR

 

「あなたはGuildのギター使いなら誰を想像しますか?」
「井上陽水が♪傘がない♪でガシガシ弾いてたよな~」

50代になってギター弾き語りを始めようという
あなたにとっては、最も印象的だと思います。

『独特な形状のピックガードや
ストロークでガンガンかき鳴らす』

というイメージが、僕も頭から離れませんでした。

いつかはギルドのギターを弾きたい!くすぶっていた想い。
ギター弾き語りの挫折から30年たって、再開したときに
まっ先に頭に浮かんだのはギルド(Guild)のギターでした

もちろん、ギルドのギターは「たいへん高価」という
イメージが強く、この時点では単に『妄想』でした。

当然・・・
それまでギルドのギターの値段なんて
調べたこともなかったです。もちろん。

しかし・・・
当時は1ドル80円台の超円高時代まっただ中!
もしかして、在庫処分でもしていないかな?

探せばあるものですね。びっくりでした。
ネット通販で新品の格安モデルを発見!
あこがれのギターを20万円弱でゲットです。

僕の愛用するギターNo.1はGuild F47RCです

こちらのページでGuild F47RCの詳細スペックが紹介されています。
およそ3900ドルなので、日本円で約40万円(1ドル=105円)ですね。

当時は1ドル80円程度でしたので、約30万円でしたが
ネット通販で見つけたのは「チョイキズ」アウトレット!

さっそく販売店に「チョイキズ」の確認メール。
中古じゃないんだから、やはり、塗装のハゲや
ガリっと引っ掻いたようなキズは願い下げです。

「当店の店頭在庫で展示品って言うだけです。
よく見ればキズがある可能性はありますので。」

とのことで、店長さんいわく

「現品チェックしましたが『キズ』と言えるものはないです。
うっすらと日焼けが少しありますが、裏側で目立たないです。」

その一言で『購入ボタン』をポチしました(笑)

少し改造したので『Guild F47RC(改)』です

僕の愛機は正式名称を『Guild F-47RC w/D-TAR』と言います。
『w/D-TAR』というのは、D-TAR社のピックアップ付きのこと。

いわゆるエレアコで、コードでアンプ等につなぐと音が出る
エレクトリック・アコースティック・ギターということです。

『なぜ(改)が付くのか?』専門用語になって申し訳ないですが
今は、ふ~んって聞いていて下さい。今はそれでいいです。

もともと付属していたD-TAR社のピックアップは
『ピエゾ』タイプと呼ばれる一般的なものでした。

『ひとことで言うと「ジャギジャギ」した音が出ます』

ギターの音は人それぞれ好みが分かれるところですが
僕は「イマイチ不自然な音だな」と感じていました。

そんな時、 Guild F-47RCのYou Tube CMを見て衝撃!
明らかにコンデンサーマイクとのマルチシステムです。

【Guild F-47RC w/D-TARのYou Tube CM】

 

外観はまぎれもない『Guild F-47RC』です。
僕が所有するモデルとおんなじ形です。

【コンデンサーマイクが出てくる場面をキャプチャーしてみました】

Guild F-47RC w/D-TAR

 

 

上のYou TubeのCM動画の中で

1分22~23秒あたりに出てくる

コレがコンデンサーマイクです

 

 

D-TAR社のホームページを見て、同じマルチシステムを探し
型番で検索して、やっと僕の『納得の愛機』が完成しました。

『とても自然な音がするギターになりました』

このブログでは、ピックアップシステムのことや
改造方法などについても、のちのち解説します。

弾き語りなんて、すぐに出来るようになっちゃいます。
次のステップとして、ギターの音質向上も狙いましょう。