「ギターに集中するとボーカルがなおざりになるんだよ」
「コードをきちんと押さえながらだと右手がついてかない」
たしかにギター弾き語りになってないように錯覚しますね?
でも、30年もギターから遠ざかっていた人や初心者の方は
それでいいんです。まずはギターのコードが基本です。
まずは徹底的にギターの練習に専念しましょう!
ボーカルはカラオケでさんざん練習してきました。
右手は上から下へ『ジャラ~ンジャラ~ン』でいいです。
客観的に、外側から自分を見ることができたら
りっぱに『ギター弾き語り』をしているんです。
大切なのは歌いやすいキーに『移調』することです
カラオケに行くと、リモコンでキーの調節をしますね?
あれが『移調』です。もちろんギターでも簡単にできます。
原曲キーにこだわる方もいらっしゃいますが
ギター弾き語りを早くマスターしたいあなたは
そんなこだわりは『今すぐ』すててください。
いまだに現役バリバリの広瀬香美さんがTV番組
『めざせカラオケ王(キング)!』のなかで
次のように指導なさっていたのが印象的です。
「自分に合った歌を探す」こと前提で「勝負曲は原曲キーで」
もちろん『間違ってはいない』のですが、カラオケでは
『歌だけ歌っていればいい』ので選曲の幅が広いです。
ギター弾き語りでは、コードの難易度などで
選曲の幅はカラオケに比べて狭くなります。
原曲キーより2度下げれば音域も合うしコードも簡単!
なんてことは、ギター弾き語りではよくあることです。
僕の場合は女性の曲を歌う場合は3度ほど上げます。
その状態で、コードが簡単になれば『選曲完了』です。
『原曲キーへのこだわりなんて邪魔以外の何物でもない!』
テレビを見たり、CDを聴いたりしていて
「この曲弾き語りできたら素敵だろうな」
と思ったら、ネットで検索しましょう。
「でも、インターネットの楽譜サイトのコードを
自分で『移調』するなんて難しいんじゃないの?」
このブログのコンセプトは『音楽理論なんていらない』です。
だれでも、かんたんに、パッと移調する方法を解説します。
それぞれのサイトの使い方を解説した記事を
用意していますのでお楽しみにしてください。
基本的にU-フレットは、50代になって、長いブランクを経てギター
弾き語りを再開させたいあなたや、50歳からギターを始めるあなた
に向いていると思います。ダイヤグラムが表示されるからです。
まずは『U-フレット』でギター弾き語りになじんでください。
その後で、ミニライブ参加が「見えてきた」段階になったら
比較的かんたんに『紙のコード譜』が作れる『楽器.me』へ。
練習する時もライブで弾き語りする時も『紙のコード譜』は
絶対必要です。流行の『iPad』などで表示させることも可能
ですが、正直、画面が小さくて見にくいです。『A4』が最適。
また、紙のコード譜を作ってしまえば、ギターやボーカルの
いろいろな注意点を練習の際に書き込んでいくことができます。